写真:本別町立歴史民俗資料館
本別町立歴史民俗資料館 が,町内小・中学校の歴史をたどる
「学校のルーツ展~ふるさと・まなびや」を開催 しています。
校舎の写真や絵,所蔵する教材や制服などを展示しています。
十勝毎日新聞,
「本別資料館で学校のルーツ展」 と伝えています。
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【本別】町歴史民俗資料館(田野美妃館長)は、町内小・中学校の歴史をたどる「学校のルーツ展~ふるさと・まなびや」を同館で開いている。校舎の写真や絵、所蔵する教材や制服などを展示。来館者は母校を探して思い出を語り、懐かしんでいる。来年1月19日まで。
町内には開町以来、小学校12、中学校4、小・中併設校5の計21校が存在した。現在は本別、勇足、仙美里の市街地にある小・中各3校に統合されており、2014年3月には仙美里中が廃校する。
ルーツ展では廃校になった木造校舎を描いた水彩画や写真を飾った。現存する本別中央小についても、前身の本別第2簡易教育所だった1902年当時の校舎の写真を紹介。各校の所在地マップや周年行事、廃校時に発行した記念誌なども並べている。展示のために79歳と80歳の町民が学校時代を語った座談会の記録や、町民が提供した戦前の通信簿も目を引く。
学校で使われた机と椅子、計算尺、石炭ストーブ、ガリ版なども実物を展示し、戦後の学校の雰囲気を伝える。来館した町内の男性(60)は「石炭ストーブの上に弁当箱を乗せて温めて食べた。計算尺は1人1個持っていたが、今は見かけない」と話した。
田野館長は「学校がなくなった後に自治会が統合された地区もあり、学校は地域のよりどころだった。記録として残したかった」としている。同館は、学校に関する資料の提供も呼び掛けている。入館無料。開館は午前9時~午後4時(土曜日は午後3時まで)。休館日は日・月曜、祝日、年末年始。(安田義教)
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以上引用:十勝毎日新聞・本別めーる 2012年11月14日の記事
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