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本別から,みすゞの詩「大漁」作品を記念館へ

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 綾野治男氏が会長を務める 本別町図書館ボランティア「ぶっくる」 は,童謡詩人金子みすゞの詩 「大漁」を表現した壁掛け を,山口県長門市の 金子みすゞ記念館に寄贈 することになりました。
 みすゞの詩の世界を伝えようと,会員が丹精込めて手作りした力作で,今月上旬に来町した同記念館の矢崎節夫館長の目に留まり,寄贈が決まりました。


 十勝毎日新聞が、 「『大漁』作品みすゞ記念館へ 本別 」 と伝えています。
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 【本別】町図書館ボランティア「ぶっくる」(綾野治男会長)は、童謡詩人金子みすゞの詩「大漁」を表現して作った壁掛けを、山口県長門市の金子みすゞ記念館に寄贈する。みすゞの詩の世界を伝えようと、会員が丹精込めて手作りした力作。今月上旬に来町した同記念館の矢崎節夫館長の目に留まり、寄贈が決まった。

 「大漁」の詩は、イワシの漁に沸く浜辺で、海の中のイワシの“葬式”に思いをはせて詠まれた代表作の一つ。会員12人が今年5月から、各家庭で使わなくなった古い着物を集めてイワシの縫いぐるみを作り、朝焼けの下でイワシが泳ぐ詩の世界を手芸の壁掛けにした。

 作品は縦2メートル、横3.7メートル。だいだい色と青色の地の着物を使って朝焼けの空と海の背景を作り、空にはフェルトで「大漁」の詩を貼り付けた。イワシは寒色系の着物を魚の形に切り取り、綿を詰めて閉じ、目を付けた。目標の200匹を大きく上回る317匹を作り、群れで海を泳ぐ様子を表現した。

 矢崎館長が講演で来町したときに中央公民館に展示。会員と矢崎館長との会話の中で寄贈が決まった。同会の小泉優子副会長は「矢崎さんには『素晴らしい作品』と言ってもらえた」といきさつを語る。

 作品は現在、町図書館に展示中。寄贈前に手直しをして、11月に同記念館に贈る。綾野会長は「大作なので本別に置いて展示することも考えたが、全国のみすゞファンが集まる記念館で活用されるのはうれしい。お嫁に出すような気持ち」と喜んでいる。

 2003年4月に開館した同記念館は、東日本大震災後のテレビCMなどの影響で、昨年度の入館者数が15万4000人と倍増している。(安田義教)
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以上引用:十勝毎日新聞・本別めーる 2012年10月28日の記事
http://www.tokachimail.com/honbetsu/

上写真:生家跡に建てられた金子みすゞ記念館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

by hombetu | 2012-11-06 06:22 | 本別町の様子 | Comments(0)
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