帯広畜産大馬術部、存続危機に

 70年の歴史をもつ 帯広畜産大学馬術部が休部の危機 に直面しています。
 部員減少に伴う資金難を、経費節減やアルバイトで活動資金の工面に取り組んでいますが、状況はなかなか改善していません。

 畜大の馬術部は、大学が創立した1941年に発足し、過去には全日本学生馬術選手権大会で優勝経験をもつ伝統校で、大学では唯一の野外騎乗コースも持っています。

 十勝毎日新聞では、 「帯広畜産大馬術部が存続危機」 と伝えています。
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 70年の歴史をもつ帯広畜産大学馬術部(影山敦主将、部員11人)が、部員減少に伴う資金難で休部の危機に直面している。経費節減やアルバイトで活動資金の工面に取り組んでいるが、状況はなかなか改善しない。部の存続に向け、飼育の際に出るふんや麦わらを堆肥化して運営資金を得るチャレンジも始まっている。

 同部は同大が創立した1941年に発足。過去には全日本学生馬術選手権大会で優勝経験をもつ伝統校で、大学では唯一の野外騎乗コースも持っている。

 同部の財政が苦しくなってきたのは10年ほど前のこと。同部特有の早朝練習などから“ハードな部活”とのイメージが先行し、30人ほどいた部員が徐々に減り、毎年20万〜50万円の赤字が生じるようになった。赤字分はそれまでの部の蓄えなどで補ってきたが、昨年ついに底を突いた。

 それまでの間も、何とか財政を立て直そうと部員たちがアルバイトをして、毎年1人20万円を部費に充ててきた。しかし、「部活や勉学がおろそかになり、結局退部するという負の連鎖も起こった」という。

 年間の予算はおよそ470万円。200万円を部費やアルバイトで、100万円を学生馬術連盟の補助金でまかない、残りはOBなどからの寄付金に頼っている。ボロボロの馬具を使い続けたり、出場する大会数を減らすなど努力しているいるが、節約は限界に近い。影山主将は「試合経験の不足で全国大会がどんどん遠のく」と漏らす。

 苦しい状況の中、部員は馬のふんや寝床の麦わらを活用した収入を探っている。馬の寝床などに使う麦わらは、飼料代(年間約100万円)の3〜4割を占めているが、使用後につくる堆肥と交換することで経費削減できないかを検討。この他、農作物の栽培への活用策も模索している。

 影山主将は「自分たちの代で歴史を途絶えさせるわけにはいかない。馬術部に入りたくて畜大を志望する学生もいる。後輩たちのためにも何とか部を残したい」と話している 
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース 2012年002月16日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201202/20120216-0011798.php

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写真:帯広畜産大学 2011年8月撮影
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by hombetu | 2012-02-20 05:27 | 帯広市の様子 | Comments(0)