このほど
新得警察署 は、大雪山系トムラウシ山の登山者が遭難などの事故に遭わないよう、注意箇所を示した
「トムラウシ山安全マップ」を作製 しました。
トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘 に掲示する他、携行用にA4判も置き、注意を呼び掛ける。また、
新得警察署のホームページ からも入手できます。
参考:新得警察署「トムラウシ山安全マップ」
http://www.shintoku-syo.police.pref.hokkaido.lg.jp/kakuka/chiiki/tomuraannzennmappu.pdf
十勝毎日新聞が、
「新得署がトムラウシ安全マップ作製」 と伝えています。
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【新得】 新得署(沼田俊和署長)は、大雪山系トムラウシ山(2141メートル)の登山者が遭難などの事故に遭わないよう、注意箇所を示した「トムラウシ山安全マップ」を作製した。登山者の拠点となっているトムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘に掲示する他、携行用にA4判も置き、注意を呼び掛ける。
同署管内で過去5年間に発生した山岳遭難は計15件(遭難者32人)。うち8割の12件(同29人)がトムラウシ山で発生、2009年7月には低体温症で9人が死亡した国内夏山では最大の遭難が起きている。
このため、過去の事例から、登山者が迷ったり、けがをしやすい場所を伝えようと独自にマップを作った。
マップでは、新得側の短縮登山口から山頂を目指すルートの鳥瞰(ちょうかん)図に「濃霧時道迷いに注意」「転倒・滑落注意」などの注意事項を書き込んだ。また、同登山口から1時間程度の「カムイ天井」と、山頂から「ヒサゴ沼」までの地図も別枠で載せた他、入山届を出すことや、水・食料を多めに持つことなど8つの注意事項も箇条書きで載せている。
東大雪荘に掲示するマップ(パネル)は縦104センチ、横73センチ。同署のホームページでも閲覧できる。
同署の岩倉徳次長は「短縮コースでも往復で14キロ、8・5時間かかる山。思わぬ場所で体力を使うこともあるので、事前準備に役立ててもらえれば」と話している。(高田敦史)
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以上引用:十勝毎日新聞・新得めーる 2012年01月14日の記事
http://www.tokachimail.com/shinntoku/
写真:忠別岳から望むトムラウシ山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tomuraushi_from_chuubetsudake_2006-8-25.jpg