参考写真:エゾヒグマ=2009年3月,多摩動物公園で撮影
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%83%92%E3%82%B0%E3%83%9E 11月26日(土)、上浦幌公民館で、浦幌を拠点に道東のヒグマも調査研究する
日大生物資源科学部専任講師で農学博士の
佐藤喜和さんが、ヒグマの出没増加について講演 しました。
上浦幌公民館=2016年5月撮影(後日掲載) 十勝毎日新聞が、
「クマ出没、シカ増加も原因 浦幌で日大・佐藤講師が講演」 と伝えています。
【浦幌】 国内外のクマを研究し、浦幌を拠点に道東のヒグマも調査研究する日大生物資源科学部専任講師の佐藤喜和さん(40)=農学博士=が26日、上浦幌公民館で講演した。近年の人里へのヒグマ出没の増加について「シカの増加で山の草本が減少、生息環境が悪化し、畑の作物を狙うようになった。駆除や事故の際に回収しきれなかったエゾシカの残滓(し)も食料となっている」と指摘し、対策を呼び掛けた。
佐藤さんは北大在学中からクマを研究。1997年には北大、日大の学生や研究者、地元ハンター、住民らと「浦幌ヒグマ調査会」を発足させ、発信器やDNA検査なども使って浦幌や釧路管内白糠町、釧路市などで広域の調査に取り組んでいる。一昨年からは国後(くなしり)島の白いヒグマの調査にも参加している。
佐藤さんは講演で、80年代に全道で年間250頭程度まで減少したヒグマの駆除数が、90年代後半には500頭台に増えていることなどを紹介。
-略-(大笹健郎)
以上引用:十勝毎日新聞社・浦幌めーる =2011年11月30日の記事
http://www.tokachimail.com/urahoro/