十勝川温泉『はにうの宿』が来年1月で閉館

 十勝川温泉の入浴宿泊施設 「はにうの宿」の来年1月の閉館 が決まりました。b0171771_944428.jpg
 「はにうの宿」は、音更町が貸与し、民間業者が運営していますが、契約期間終了の2012年3月末以降は更新しない考えを示し、業者側も老朽化した施設を独自で改修・営業継続するのは困難と判断したためです。

 十勝川温泉では、2009年3月28日、ホテル雨宮館が業績不振により閉鎖しています。
 雨宮館は1932年(昭和7年)創業の温泉旅館「雨宮館」が前身で、2006年に長谷川物産の傘下となりましたた。しかし、長谷川物産が本業の貸金業の業績不振で資金繰りが悪化していました。b0171771_9452191.jpg
 ホテルの収容人員は約400人。また、パートを含む従業員約70人は同日付で全員解雇されました。 十勝川温泉の灯が、また一つ消えていきます。

写真:十勝川をはさんで左手奥に見える十勝川温泉「はにうの宿」(上)、2009年に閉館した「ホテル雨宮館」(下)

参考:「はにうの宿」ホームページ
http://www.haniunoyado.com/

 十勝毎日新聞が、 「十勝川温泉の『はにうの宿』1月末閉館」 と伝えています。
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【音更】 町が施設を貸与し、民間業者が運営する音更町十勝川温泉の入浴宿泊施設「はにうの宿」(旧町営サイクリングターミナル)の閉館が決まった。町が契約期間終了の2012年3月末以降は更新しない考えを示し、業者側も老朽化した施設を独自で改修・営業継続するのは困難と判断した。契約終了に先立ち、同年1月末で閉館する。閉館後の施設の取り扱いについて町は現時点で明らかにしていないが、新たに譲渡・売却する考えはなく、解体される可能性が大きい。

 同施設を運営するのは「吉市」(音更、黒川吉一社長)。町との契約期間は1年更新で最長8年間とし、最終年度を迎えていた。建築基準法改正以前の建物で耐震基準を満たしておらず、町は宿泊施設としての営業継続は危険と判断。6月定例町議会の一般質問で寺山憲二町長が契約は再延長せず、廃止を検討している考えを示し、吉市側にも伝えていた。吉市側は、独自に改修した上での営業存続が可能かを模索していた。温泉街全体の振興にも関わる問題として、その行方が注目されていた。

 契約期間満了前の閉館について、吉市側は別の場所での新事業への準備期間のためと説明。既に十勝川温泉の他の旅館・ホテル関係者にも閉館を伝えている。15人の従業員については「未定だが、新事業での雇用継続も考えている」という。7日からは感謝プラン(1泊2食3900円)を展開。黒川澄男支配人は「毎日のように入浴に来る常連客、地元のお客さんにお世話になった。新事業で恩返ししたい」と話している。

 町は吉市側から契約解除の申し入れ書類の提出を受け、閉鎖に向けた事務的な手続きを進める。赤間義章副町長は「今後のことは吉市から正式書類を受けてから正式決定するが、転売する考えは持っていない」としている。

音更町営サイクリングターミナル
 1976年、財団法人自転車道路協会がサイクリング旅行者向けの休憩・宿泊施設として建設。町は78年に十勝婦人会館を併設して一体的に管理運営し、99年に同協会から施設譲渡を受けた。鉄筋コンクリート造り2階建て、2施設合計で延べ2011平方メートル。客室数約20。赤字が続いたため、町は行政改革の一環として2003年から吉市に貸与していた。
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース2011年11月07日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201111/20111107-0010917.php

地図 青☆印:十勝川温泉の「はにうの宿」

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by hombetu | 2011-11-10 05:26 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)