仙美里農村公園の
開拓記念保護樹木ハルニレ が、9月の台風で枝が折れました。
樹齢400年以上のハルニレは、以前から老齢化が心配され、修復が行われてきましたが、このほど樹木医の診断に基づき、危険防止のため
剪定を行うことを検討 しています。
幹の周りは約5m、樹高約25mで、明治30年に農場が開かれた際に、このハルニレとイタヤカエデ5、6本が開拓記念として残されましたが、イタヤカエデは枯れ、このニレだけが残りました。
私(ブログ作成者)の故郷・仙美里に残るハルニレは、
母校・仙美里中学校の近くにすっくと立っていました。
村の祭りでは、
八幡神社で相撲大会があり、ハルニレがみんなを見守っていてくれるようでした。
現在は、公園内に
仙美里保育園や
パークゴルフ場・仙美里天の川コースができ、ハルニレの影響が心配されていました。
いつもでも、残っていてほしいと願っています。
なお、地元でハルニレは、
「アカダモ」 の名でも親しまれています。
写真:枝が折れる前のハルニレ2011年8月撮影
地図緑☆印:ハルニレのある仙美里農村公園