第93回全国高校野球選手権大会 は、8月14日(日)、2回戦が行われ、第2試合では、北北海道代表の
白樺学園高校は、智弁和歌山高校に善戦 しましたが、延長10回7対8で惜しくもサヨナラ負けを喫しました。
白樺学園は、1対5と4点ビハインドで迎えた7回、小林選手の満塁本塁打で同点に追いつきました。小林選手は、北北海道大会の泡声選手に全試合で先発し、代表決定の原動力になりました。しかし、この試合先発しながらも、2つの四球でマウンドを川越選手に譲っていました。
右写真:満塁ホームランでホームインする小林選手
8回表には、佐々木選手の本塁打で、一時6対5と勝ち越しました。
8回裏に、6対6と追いつかれましたが、延長10回表には佐藤選手のタイムリーで7対6と、再度1点勝ち越し。
しかし、その裏、タイムリーを浴びて同点とされ、さらに1死一、二塁からの送りバントの処理がエラーとなりサヨナラの生還を許しました。
リリーフした川越選手は、1回戦の鳥取商業高校との試合で、延長11回を1人で投げ抜き、この試合も1回1死から継投していました。
強豪・智弁和歌山との対戦は、試合前、劣勢が予想されていました。しかし、終盤の白樺学園の猛攻で、ゲームは、思わぬ展開をみせました。
夏19回出場の名門・智弁和歌山に対して、最後まで諦めなかった白樺学園のねばり強さに拍手を送りたいと思います。
白樺学園高 001 000 410 1 7 (12安打)
智弁和歌山 200 102 010 2 8 (18安打)
白樺学園高 小林、川越 - 佐々木
智弁和歌山 上野山、古田、青木 - 道端
写真:延長10回裏・送りバントする智弁和歌山の小笠原選手(左・川越投手)