7月11日(月)、清水町の牧場で
2頭のアライグマが捕獲 されました。
先頃、十勝管内で駆除された特定外来生物のアライグマの一定割合が、人畜に感染するサルモネラ菌を保菌していることが、新得町にある
道総研畜産試験場 の研究で初めて確認されました。管内全域で一斉に駆除する体制づくりの必要性が求められています。
十勝毎日新聞が、
「清水の牧場で2頭 アライグマ今年初捕獲」 と伝えています。
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【清水】 特定外来生物のアライグマ2頭が11日、町清水の牧場内で捕獲された。町内での捕獲は今年初めて。2頭のうち1頭は、おびひろ動物園で飼育される。
捕獲されたのは、ともに体長40センチほどのアライグマの幼獣。町から貸与を受け、牧場内の牛舎近くに設置したわなに2頭が入っているのを、同牧場を経営する男性が同日午前7時ごろ確認した。
アライグマの飼育には環境省の許可が必要で、飼育が決まったおびひろ動物園では2頭までが許可されている。
同園では今年1月に1頭が死亡して以来、1頭での展示が続いていた。今回の1頭は11日付で環境省の許可が下り、同日午後に町職員が同園に運んだ。動物園側はジステンパーウイルスなど細菌の保菌状態を調べ、健康状態が良好だった場合は飼育を継続、一般展示する。
管内では農作物への被害を及ぼす可能性があるアライグマの生息域・頭数の拡大が深刻化しており、町は2009年からわなによる捕獲を開始。昨年度は9頭を捕獲している。(大谷健人)
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース2011年07月14日の記事
http://www.tokachimail.com/shimizu/
写真:帯広動物園のアライグマ「カル」