新得町で、アライグマ捕獲計画

 新得町屈足地区で、アライグマが捕獲されました。
 十勝毎日新聞が、「新得町が特定外来生物のアライグマ捕獲に力」 と、伝えています。(写真イメージ)
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 新得町は、特定外来生物のアライグマの捕獲に力を入れている。農作物や畜舎を荒らしたり、病原菌などを媒介する恐れがあるため、わなを設置し個体数の減に努めている。効率的な捕獲には目撃情報に基づくわな設置が有効とし、「見かけたら役場に連絡を」と呼び掛けている。b0171771_3462374.jpg
 アライグマは北米、メキシコ原産で、日本ではペットとして入った個体が野生化したとされる。昨年末現在、道内136市町村で捕獲・生息を確認。管内ではこれまでに14市町村で確認、7市町村で捕獲され、生息域は年々拡大しているとみられている。
 新得では2009年から箱わなによる捕獲を開始。水辺を好むため、雪の影響を受けない4~11月に河川沿いを中心に10基前後を仕掛けてきた。捕獲の実績は同年が28頭、10年が3頭。町は「昨年は大きく減り、わな設置の効果があったと思われるが、それまでなかった隣町でも捕獲され始め、全体で減っているわけではないのでは」(産業課)としている。
 アライグマは雑食性で、天敵がいないこともあって繁殖力も高く、生息拡大は深刻。道総研畜産試験場(新得)の調査では、08~10年に管内で捕獲したアライグマ53頭のうち、7頭がサルモネラ菌を保有していたことが確認されている。家畜への病気の媒介、農作物被害、生態系への影響など、愛らしい姿からは連想しにくい深刻な影響が問題となっている。
 16日には今年1頭目が町屈足地区で捕獲された。町は狩勝寿事業団に管理を依頼、同事業団は2日に1回、見回りを行っている。
 アライグマの対策としては餌となるものを屋外に放置しないことや、畜舎などへの侵入防止対策が重要。今年は11基の箱わなを仕掛けているが、町は「見た目と違って凶暴。(わなに)入っているのを見かけたら、触れずに連絡を」とし、効率的な捕獲のための情報提供を呼び掛けている。(高田敦史)
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース2011年5月19日
http://www.tokachimail.com/shinntoku/

参考:アライグマ
 アライグマ(洗熊、浣熊、Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。アライグマ属の模式種。環境省指定特定外来生物及び日本生態学会指定日本の侵略的外来種ワースト100の指定種。(中略)
日本での野生化 [編集]
 アライグマは北米原産であり、日本には生息していなかったが、1962年、国内で初めての野外繁殖が岐阜県可児市で確認された(愛知県の動物園からの逃亡個体)。1970年代以降には、アニメ「あらいぐまラスカル」人気などから、ペットとしてアメリカから多数の個体が輸入されるようになり盛んに飼育されるようになった。しかし、飼育の歴史が浅い野生動物を犬猫同様のペット感覚で飼育・販売したことなどが原因で、成獣を飼い切れなくなった者が遺棄したり、飼い主から逃亡したりしたことがきっかけで、野生化するようになった。
 野生化したアライグマは天敵(ピューマなどの肉食獣)が日本にいなかったため、急速に生息域を広げ、40を超える都道府県で生息確認され北海道・東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・石川県・岐阜県・愛知県・京都府・和歌山県で繁殖が確認された。特に神奈川県三浦半島、埼玉県ときがわ町は、生息密度が高いことで知られる。 野生のアライグマはタヌキと誤認されることがある。
 定着地域では作物や錦鯉等の食害が発生している他、家屋(殊に寺社が利用されることが多い)の屋根裏に侵入、ねぐらとすることによる汚損が報告されている。また、カエル・カメ・サンショウウオ・ネズミなどの小動物類を幅広く捕食する雑食性の上に繁殖力が強いため、在来生態系に影響を与えている可能性も指摘されている。千葉県では2008年アライグマが原因と見られる食害で、減少が危惧されているニホンイシガメを含む、100匹以上に及ぶ在来カメ類の死体が発見された事例がある[1]。また、有毒であるアカハライモリ・ニホンヒキガエル等の生物は洗って毒抜きをした後に捕食する様子が観察されている[2]。
 また、懸念されているアライグマ回虫等の人畜共通感染症は、日本では感染例がなく、アライグマ回虫が寄生した野生アライグマは確認されていない(2002年10月時点)。予防のためには、アライグマ回虫卵を含む可能性のある、アライグマ等の糞で汚染された土、その他を摂取することを避けることが重要である[3]。
 アライグマのほか、タイワンリスやタイワンザル等外来種(外来動物・外来植物)の問題は生態系保護の観点から急務となっていたが、その解決を目的として「外来生物法」が制定された。同法では人的被害や環境影響から守るため、これらの外来種を防除できるとする。しかし、防除対策の実行主体である地方自治体へは一部の動物愛護団体が、アライグマの防除を殺戮であると主張して反対し、圧力をかけ続けている。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2011年5月12日 (木) 17:57
(写真も)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Raccoon_climbing_in_tree_clipped.jpg
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by hombetu | 2011-05-26 05:43 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)