12月14日(火)、
福島千里選手(北海道ハイテクAC)が、北海道教育委員会から
北海道スポーツ賞特別表彰を授与されました。
福島選手が、11月に中国・広州で行われたアジア競技大会陸上女子100mでは11秒33、200mでは23秒62の記録で、2冠を達成したことが評価されました。
女子100mでの日本選手のアジア競技大会の優勝は、1966年バンコク大会の佐藤美保選手以来44年ぶり4人目。また、100mと200mの2冠は、日本選手で初の快挙となりました。
福島選手は、幕別町立糠内中学校を経て北海道帯広南商業高等学校を卒業後、2007年北海道ハイテクノロジー専門学校(情報システム学科)に進学。同校の陸上競技部(北海道ハイテクAC)に籍を置いて中村宏之コーチの元で選手活動を続けました。2009年に卒業後は、そのまま職員となりました。
北海道スポーツ賞特別表彰は、国際大会で活躍し、北海道民に夢と希望を与えた場合などに特別に贈呈するもので、昭和47年に札幌五輪でメダルを独占したスキージャンプの
笠谷幸生、金野昭次、青地清二の3選手を皮切りに、これまでに11人と1団体が受賞しており、福島選手が12人目となりました。
なお、柔道女子63kg級の
上野順恵選手(うえのよしえ、三井住友海上火災保険)も、同時に特別表彰を受賞しました。
上野選手は、世界柔道選手権女子63㎏級2連覇(世界柔道選手権大会2010年/東京大会・世界柔道選手権大会2009年/オランダ・ロッテルダム)及びアジア競技大会における女子柔道63kg金メダル獲得が評価されました。
上野選手は、旭川市出身・旭川南高等学校卒業。姉はアテネオリンピックおよび北京オリンピック女子柔道70kg級金メダリストの上野雅恵で、妹の上野巴恵も柔道選手の柔道姉妹です。
《参考:北海道教育委員会》
平成22年度北海道スポーツ賞特別表彰の受賞者が決定しました(平成22年12月8日決定)
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/bns/skk/sports/sposyo17.htm