足寄、太古のクジラの生体復元作業を公開

 足寄動物化石博物館で、町内で発見・発掘された古代のクジラ 「アショロカズハヒゲクジラ」 の化石から、当時の姿を再現する生体復元の作業が一般公開されています。
 動物化石博物館が生体復元を行うのは初めてで、国内では珍しいことのようです
 アショロカズハヒゲクジラの化石は、1990年に足寄町茂螺湾の2500万年前の地層から発見され、体長約4mの成獣で頭蓋骨など複数の部位が発掘されています。
 博物館ではこれを基にした全身の復元骨格を展示していましたが、発掘された頭蓋骨は断層などによって変形していて、この復元骨格も変形したまま作られたことから、頭蓋骨の修正が課題となっていました。
 このため、博物館では、この頭蓋骨を本来の姿に直し、生きていた当時の姿を科学的に再現する生体復元に挑戦していました。8月からパソコンに化石の画像を取り込む作業を開始し、ずれていた部分などを修正した後にレプリカを作製し、これに粘土などで作った筋肉や脂肪などを盛りつけています。
 なお、この作業は来月中に完了する予定です。

《参考:足寄動物化石博物館》b0171771_21525451.jpg
 足寄動物化石博物館(あしょろどうぶつかせきはくぶつかん、Ashoro Museum of Paleontology)は、北海道足寄郡足寄町にある博物館。設置者は足寄町。
沿革 [編集]
 足寄動物群(足寄町茂螺湾モラワンから産出する後期漸新世の海生哺乳類化石,束柱類と鯨類からなる)を基礎に,海生哺乳類の進化をテーマに開設された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%AF%84%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%8C%96%E7%9F%B3%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8

 「近況報告」のブログに、「アショロカズハヒゲクジラ」についての解説が掲載されています。
http://tetrapod82.blog53.fc2.com/blog-category-5.html
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by hombetu | 2010-12-04 05:31 | 本別町の様子 | Comments(0)