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帯広の双葉幼稚園、有形文化財に

 7月16日(金)、文化審議会は、双葉幼稚園を国の登録有形文化財とするよう川端達夫文部科学相に答申しました。登録有形文化財は帯広市内では初めてです。帯広の双葉幼稚園、有形文化財に_b0171771_815534.jpg
 双葉幼稚園は1911(明治44)年、市内で最初の幼稚園として誕生。1922(大正11)年に現在地に移転。現在の園舎は臼田時子園長の叔母の2代目園長臼田梅さんが設計。木造平屋311㎡。一辺16mの正方形平面で、ドーム型の屋根の下に八角形の遊戯室を配し、残りの四隅を教室として活用。現在は3人の園児が在籍しています。
 来年の幼稚園創立100周年を前に昨年7月、臼田園長の親せきが文化財登録を持ち掛け、市教委が手続きをしました。 
 今回は同幼稚園を含めて道内の8件が答申され、道内の登録件数は109件となりました。

《参考:双葉幼稚園》帯広の双葉幼稚園、有形文化財に_b0171771_96445.jpg
 双葉幼稚園は、大井浅吉氏を園長として明治44(1911)年東1条9丁目3番地に、帯広で最初の幼稚園として誕生しました。
 名称は「栴檀ハ双葉ヨリ馨シ」からとり「双葉幼稚園」とされました。
 この園舎は、二代目園長臼田梅氏によって設計され、建築を請負ったのは本名音吉氏、棟梁は萩原延一氏で、大正11(1922)年11月に竣工し、翌年4月に開園しました。
 ドーム型をした屋根、八角形の遊戯室、その周囲に教室を配した独創的な木造の洋風建築は、開園した当初から人々の注目をあつめ、現在も多くの市民に親しまれています。
出典: 帯広市役所〈くらしガイド〉
http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/shougaigakusyuubu/bunnkaka/a32_shiseki_14.jsp

《参考:登録有形文化財》 登録有形文化財(とうろくゆうけいぶんかざい)は、1996年の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことである。登録対象は当初は建造物に限られていたが、2004年の文化財保護法改正により建造物以外の有形文化財も登録対象となっている。登録物件は近代(明治以降)に建造・製作された》ものが主であるが、江戸時代のものも登録対象になっている。
主な登録有形文化財
1996年登録(学校)/東京大学安田講堂(東京都)
2000年登録(学校)/近江兄弟社学園ハイド記念館・教育会館(滋賀県)
2002年登録(文化福祉)/歌舞伎座(東京都)
2000年登録(交通)/四国村鍋島燈台退息所(香川県)
1996年登録(宗教)/日本基督教団大阪教会(大阪府)
2008年登録(交通)/若桜駅 機関車転車台(鳥取県)
2006年登録(官公庁舎)/松山地方気象台庁舎(愛媛県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%9C%89%E5%BD%A2%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1
by hombetu | 2010-07-19 08:16 | 本別町の様子 | Comments(0)
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