エゾシカ食害防止に携帯電話網を活用

 6月29日(火)、携帯電話網と独自の情報通信ネットワークを活用し、エゾシカの食害を防ぐ実証実験が、音更町大盛(たいせい)で始まりました。動物が圃場(ほじょう)に侵入したことを感知する赤外線センサーを設置し、認識精度を高めるため、約2カ月間かけて検証します。
 実験は、総務省の「ユビキタス特区」継続事業に選ばれた「e−案山子プロジェクト」の一環として行われます。主体は携帯電話会社のソフトバンクモバイル(本社東京)で、技術分野を北部通信工業(本社福島市)、ソフト開発をインターネットウェア(本社東京)が担当します。
 日本の優れた通信・工業技術を活用し、農業に貢献する安価なシステムを提供するのが狙い。エゾシカによる食害が深刻な道内に合わせた技術開発が目的で、音更町と町内の生産者、家畜改良センター十勝牧場が全面的に協力します。b0171771_1934938.jpg
 同牧場の自然林に面する圃場は近年、エゾシカによる食害が目立ち、地域共通の課題。実験では田中さんの圃場に面した同場内に、高さ120センチの通信機能が付いたセンサー端末「e−案山子」を30~50メートル間隔で6基設置。これとは別に、赤外線で他の動物とエゾシカを区別するために改良した高さ2メートルのセンサー機器5基も現地で組み立てた。設置作業は6月29日から7月1日まで行われました。
《参考:動画「e−案山子」について》
http://www.youtube.com/watch?v=Em3NDAy939Q
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by hombetu | 2010-07-06 18:47 | 本別町の様子 | Comments(0)