クマ襲撃事故で、児童の登下校を保護者が送迎

 6月5日(土)午後4時5分ごろ、帯広市広野町西2線の雑木林で、山菜採り中の十勝管内音更町の女性がクマに襲われ死亡した事故を受け、現場に近い小中学校では7日、普段徒歩やスクールバスなどで通学する児童・生徒の大半を保護者が自家用車で学校まで送迎しました。
 現場から約2kmの帯広市立広野小学校(児童数40人)では、13人が保護者の車に乗るか、徒歩で学校に向かいました。また、スクールバスを使う27人は、自宅周辺の乗り場まで保護者が付き添いました。
 広野小学校に隣接する八千代中学校(生徒数16人)では、全生徒が保護者の車で登校。下校時も保護者が学校まで迎えに来るか、教職員が自宅まで送り届けることにしました。
 帯広警察署によると、現場は小麦畑などに囲まれ、農家が点在する地帯。女性が倒れていた雑木林は、道道清水大樹線沿いにある北広野会館の北側約150m。主要道道のため貨物運送のトラックも多く、週末はさらに増えるということです。
 現場周辺を6日にパトロールした道猟友会帯広支部会員の話によると、歩幅や足の大きさから、現場にいたクマは母グマ1頭と、3歳と2歳ぐらいの子グマの計3頭で、現場の足跡から、女性を襲ったのは3歳の子グマとみられるということです。
 十勝管内で人がクマに襲われて死亡する事故は、少なくともこの10年間は発生していませんでした。一方で、道内では5月22日に胆振管内むかわ町の山林で、山菜採り中の男性1人がクマに襲われ、死亡しています。

地図:赤☆印…現場  青☆印…広野小学校  緑☆印…八千代中学校

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by hombetu | 2010-06-08 19:20 | 本別町の様子 | Comments(0)