本別町、口蹄疫発生の宮崎に義援金を送付

 宮崎県内で家畜伝染病「口蹄(こうてい)疫」の発生が確認されてから、5月20日(木)で1カ月を迎えます。18日までに131例が確認され、計11万8164頭の殺処分を決めました。10年前に口蹄疫を経験している十勝でもこの間、農業団体を中心に横断的な防疫体制を構築、家畜類が関係するイベントの開催見送り、国・道との情報共有化など対策を徹底させています。

◆牧場視察がキャンセルにb0171771_5405957.jpg
 豊頃町では雌牛購入で4〜5月に宮崎・鹿児島を訪れる予定を中止し、浦幌町でも同様の措置を取りました。足寄町では今月上旬予定された宮崎県からの町内牧場視察がキャンセルになりました。
 十勝管内の農業関連10団体は、4月30日に「十勝管内農業団体家畜防疫対策本部」を設置。道立畜産試験場は、5月連休の発生地への職員帰省を自粛、旅行などで現地や韓国に行った職員には着用衣類・靴などを持ち込まないようにしています。
 各JAでは入牧シーズンを迎え、車両タイヤや牛の消毒を例年以上に徹底。JAひろおでは、部外者の農場立ち入り自粛も呼び掛け、戸別巡回指導を繰り返し行っています。新得町では石灰などの消毒効果を高めるため、酪農・畜産農家には予定を前倒しして周辺道路の舗装化を実施。
 なお、10年前に発生を経験した本別町では現地に義援金を送付しました。

◆帯広空港にも消毒のマット
 5月22、23日に「ラリー北海道」が行われる足寄町では、町大規模草地育成牧場内にコースがある牧場やギャラリーエリア駐車場の出入り口に消石灰をまいて対応すしています。
 観光客や一般住民にも協力を求める動きが広がっています。十勝総合振興局は18日、帯広市に帯広空港の防疫対策強化を通知。従来行っていた国際チャーター便の到着時だけではなく、国内便到着時も靴底消毒のマットが近く設置されます。
 帯広市八千代公共育成牧場のカウベルハウス、畜産物加工研修センターには5月連休から建物の出入り口に防疫マットを配置しました。
 おびひろ動物園は、十勝で発生した10年前から消毒マットを敷き対策を取っています。牧羊犬のショーを開く池田町内のまきばの家では、観光客の入る道路などに石灰をまいて対応しています。
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by hombetu | 2010-05-21 05:41 | 本別町の様子 | Comments(0)