陸別町が進めてきた旧陸別駅構内
「旧国鉄転車台」の復元作業が終わり、お披露目を兼ねた展示説明会が5月1日(土)~5日(水)に開かれます。
1日に今年度の営業を開始する「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」、ゴールデンウイークの特別企画として行います。同転車台は現存するものでは道内最古で、商工会の山本周二副会長は、「貴重な文化遺産であり、りくべつ鉄道の目玉になれば」と期待している。
この転車台は、1909年に鉄道車両メーカーの大阪汽車製造合資会社が製造。翌1910年に陸別駅に設置されました。同年9月、旧国鉄網走本線の池田−淕別(現・陸別)間(77.4キロ)が開通しました。
当時の陸別駅は、池田、北見両機関区の蒸気機関車が折り返す駐泊所で、転車台は網走本線の同機関車9600型と8520型の方向転換に使用されました。気動車(ディーゼル車)が普及する1975年ごろまで“現役”だったものの、その後は放置され、町が昨年から復元工事を進められていました。
りくべつ鉄道の今年度の営業は10月24日まで。午前9時~午後4時半。問い合わせは同鉄道(0156-27-2244)
《参考:転車台》
転車台(てんしゃだい)とは、ターンテーブルともよばれ、車両の方向を変える為の機械。一般に地上におかれる。
運転台が1箇所に設けてある鉄道車両(特に蒸気機関車およびEF55などの片運転台型機関車)や自動車の場合、運転台を進行方向に向ける際に必要な設備である。
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