おびひろ動物園のピグミーヤギ、ヨーネ病か

 4月8日(木)、おびひろ動物園は、雌で8歳のピグミーヤギ1頭が、ヨーネ病 の疑似患畜と診断されたため、同居するヤギ1頭、ヒツジ3頭とともに計5頭を殺処分にしたと発表しました。7日から展示施設や畜舎の消毒を始めていて、今季の営業開始は予定通り4月29日(木・祝)の見通しです。
 2009年11月9日(月)、札幌市円山動物園の子ども動物園で飼育していたオスのトカラヤギ(3歳)が、死亡したため病理解剖したところ、11月18日(水)、家畜伝染病の「ヨーネ病」であるとの確定診断を受けていました。帯広動物園には、ヒツジ3頭のうち2頭が円山動物園から来園していることから、感染の可能性があるヒツジとヤギの検査を決定し、昨年11月にヒツジ3頭とピグミーヤギ2頭を調べたが陰性でした。規定に従って3月26日に2回目の検査を行ったところ、ピグミーヤギ1頭が擬陽性で、十勝家畜保健衛生所が疑似患畜と判断したそうです。
 確定診断までには最短でも4週間は必要な上、
1.動物園は不特定多数が出入りし、完全隔離は困難である。
2.疑似患畜と同居の動物の清浄化には数年間の監視が必要である。
3.十勝地方は農畜産業が基幹産業で、酪農経営者や消費者に不安を与える。
以上のことを考慮して、速やかに処分することを決めました。
 なお、ヨーネ病は人には感染せず、動物間でも主にふんを介して経口感染するため、園内のバイソンやラクダ、キリンなどの反すう動物への感染の可能性も考えにくいということです。

《参考:ヨーネ病》
ヨーネ病(Johne's disease−paratuberculosis)は、マイコバクテリウム属のヨーネ菌(Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis)の感染によって起こる慢性肉芽腫性腸炎である。感受性動物は牛、羊、山羊などの反芻類。分娩1~数週間後の発症が多く、慢性的な下痢、削痩、泌乳量の低下を呈し、発症数ヶ月から1年以内に死亡する。家畜伝染病予防法における法定伝染病。搾乳牛および種畜を対象に5年ごとのELISAによる検査が義務付けられている。感染動物の治療は行わず、淘汰する。
 なお、「ヨーネ病」の名前は、この細菌を発見したドイツ人の細菌学者で獣医の Heinrich A. Johne に由来する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%8D%E7%97%85
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by hombetu | 2010-04-09 19:08 | 本別町の様子 | Comments(0)